眼鏡の女医

うつ病が酷くなったら専門機関で入院を|安静治療ガイド

誰でも成りうる精神疾患

苦しむレディー

意外に身近な病気

近日、厚生労働省はこれまでの4大疾病に精神疾患を加えることとしています。急増している自殺や引きこもりなどの社会問題と、その根本となっている精神疾患の対策を強化することとしています。精神疾患の代表的なものにうつ病というものがあります。うつ病は「やる気が起きない」「思考することができない」などの気分的な障害が発生する病気になります。うつ病を発症する患者は双極性障害といわれる気分が高揚する状態になるケースもあり、うつとそう状態が繰り返し発生することもあります。この疾患の原因の主なものは多くのストレスによって生じ、外来通院はもちろんのこと、入院治療が必要な重篤なケースもあります。1000人に10人ほどが罹患し、100人程度が予備軍とも言われ、患者数が増加している傾向となっています。うつ病を発症した場合は少し時間をかけてゆっくり治療することが肝要となります。必ず一人で悩まず専門医やカウンセラー、保健師などを尋ねて、正しい知識の中での治療を行う必要があります。

治療に関する傾向

医療機関での治療の主なものは薬物療法が効果的とも言われていて、効能の強弱や特質に応じて多くの種類が生産されています。医師の処方した薬剤を用量用法をきちんと遵守して服用することが重要となります。外来では、認知行動医療法や通院精神療法とよばれるカウンセリングを併施行させることで、患者の不安や葛藤を拭い去り感情の安定を図ります。入院治療においては多くの精神科専門療法を受けることが可能となり、クリニカルパスなどを用いた明瞭な治療計画により入院治療を行っていくことができます。近年こうした傾向が強まっていますが、患者サイドから見た場合に治療の進行具合や今後の治療内容が一目に見えるため、うつ病治療においては多くの医療機関が利用し始めている傾向となっています。今後も増える予想もあり、こうした治療方法が充実してくると思われます。精神科などへの入院は以前では「敷居が高い」などということもありましたが、一般的な疾患になってきた社会状況を受けて、精神科への通院や入院により適切な治療を素早く受けることが大切になってきます。